2023/05/14 22:07

フォーマルな雰囲気すぎて、使いづらい真珠のネックレス、
というのは、すっかりひと昔前。
今や、真珠のネックレスはオールマイティ、ボーダレス、
男性のファッションアイテムにも定着しました。

明確なルールは無いとされていますが、
真珠のネックレスの決まり事を記します。
正式な場所など、気遣いや、
マナーが必要な時、ご参考いただければと思います。

チョーカー(choker)
長さが約35センチ(14inch)、首にぴったり巻き付くような長さのネックレスを
チョーカーと呼びます。
最もポピュラーで人気もあり、
カジュアルにもフォーマルにも装えます。
(お悔やみの席では、真珠の色はホワイト~ブルー~グレー系、ブラック、珠の形はラウンド系が無難。
2連のネックレスは「悲しみが重なる」、
長さのあるものは「悲しみが長引く」
日本の葬儀では忌み事として着用を避けます。
また、スィングタイプのイヤリングや、輝く宝石は
華やかな慶事用とされ、弔事には避ける傾向があります)

マチネー(matinee)
長さ約53センチ(21inch)、
チョーカーの約1.5倍の長さで、
セミフォーマルな装いにも用いられます。

オペラ(opera)
長さ約70センチ(28inch)、チョーカーの約2倍の長さで
フォーマルなシーンによく合います。

ロープ(rope)
約105センチ(42inch)、チョーカーの約3倍の長さ
フォーマルにはもちろん、2重に巻いたり、結んだりして
カジュアルにも使うことができます。

真珠のネックレスを
1日の時間で使い分けると、午前はチョーカー、
昼からマチネー(昼の公演)、夜のオペラ(観劇)、
パーティにはロープタイプのもので華やかに。

以上
株式会社 東京宝石科学アカデミー
ジュエリーノート2023より抜粋。

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